2018年8月の時点で9歳2か月(小学3年生)となる息子は、夜尿症です。
約4ヵ月前までは息子の夜尿と遺尿で小児科に通っていましたが、正直通院する意味を見い出せなかったので、通院を中止しました。
夜尿症発覚~通院~通院中止までの経緯はこちら↓
現在、薬は一切飲んでいません。
見違えるほどよくなっているとは言えませんが、薬を飲んでいるときとほぼ同じ程度のおねしょで済んでいます。
通院なしでおねしょ対策を始めて約4か月
夏休みの間、キャンプや実家へのお泊りなど環境の変化も多かったのですが
現在7日間連続でおねしょなしの日が続いています。
連続7日間のおねしょなしは、薬を飲みつつ調子が良かったときと同じです。
つまり、薬を飲まなくても、生活改善だけでここまでできるということだったんですね。
ちなみに遺尿も落ち着いているので、今現在おしっこの悩みはほとんどありません。
生活習慣として心がけていることを、まとめてみます。
おねしょ対策として、我が家が毎日実践していること
私も息子も、ストレスを感じやすい性格なので
「絶対こうする!」
「こうするべき!」
というような決まりを作っているわけではありません。
おしっこのトラブルはメンタルの負担も結構大きく関わっていると実感しているので、厳しく注意したり叱ったりはしないほうが良いと思っています。
1.日中のこまめな水分補給
子供のタイプにもよるのですが、うちの息子は水分補給を忘れがち。
こっちから「飲みなさい」と促さないと、なかなか自分から水分補給をしないのです。
(次男は自分からこまめに水を要求するので、体質なのかもしれませんね。)
夏場の熱中症の危険もあるため、かなりこまめに水分をとるように改善。
すると、夕飯後や寝る前にガブガブ水を飲みたがることもなく、夜間の水分摂取量をコントロールしやすくなりました。
2.寝る前の水分は氷ひとつぶん
寝る前にどうしても水が飲みたくなることがあります。
うちの子供たちは、のどがカラカラ…ってわけじゃないけど、なんとなく水分をとると安心して眠れるということがあります。
そういう場合は、氷をひとつなめさせてゆっくり補給させます。
すると口の中がひんやりしてのども潤い、満足して眠ることが出来ました。
3.塩分の多いおやつに注意する
塩分をとればもちろんのどが渇くので、夕飯の塩分を薄めにするのが良いいわれています。
でも、我が家は夫が現場仕事なので夕食は味の薄いものでは満足できません。
子供たちだけ別で作るという手もありますが、正直私はそこまでできませんでした。
でも、その代わりおやつの種類や塩分には注意しています。
- スナック菓子は控える
- 小麦粉系の焼き菓子を控える
- グミやあめ、ガムなどの小さめのお菓子を大事に食べる
こうすることで、過剰にのどが渇くのを防ぎます。
あと、基本的にジュースの買い置きはしません。
水分補給は水かお茶にして、余計な水分はとらないように心がけています。
もちろんたまにはジュースを飲むことがありますが、いつでも飲める状態にストックするということはまずないです。
4.夕飯時の牛乳をやめた!
これまで夕飯のときに、必ずと言っていいほど牛乳を飲ませていました。
量的にはコップ1杯でしたが、牛乳をやめたこともおねしょの改善に役立っていると思っています。
掛かりつけの小児科医も、夜尿する子は夕飯時の牛乳をやめさせるのが効果的だと話していました。
牛乳には脂肪や塩分などが含まれているので、飲むとさらにのどが渇くんですよね。
だから夕飯後も水を飲みたがったり、寝る前に水をガブガブ飲んでしまったりすることが多かったのかもしれません。
牛乳は栄養補給になるのかもしれませんが、水分補給にはならないということです。
5.おねしょのことには触れない
最近調子がいいこともあり、おねしょの話題には一切触れないようしています。
おねしょしていないときに、思いきりリアクションして褒めるということはしますが、それ以外に小言を言わないように気を付けました。
おねしょって、正直臭いし後始末が大変だし、本当にストレスになりますよね。
だけど、それを子供本人にぶつけるとさらにひどくなるもの。
おねしょが治らないことに焦ってイラだっていたときより、今は確実に改善に向かっていると思います。
おねしょをする割合が多いときや、おねしょをする予感がする日などは35kgまで対応のオムツを履かせて、自分の負担も軽減させていました。
6.早く起こすこと!
息子の場合、おねしょをするのは明け方~という傾向にありました。
夜尿が2回以上あるということはまずなく、せいぜい明け方に1回というリズム。
この場合なら、
寝るギリギリ前におしっこを済ませて、朝早めに起こしてやれば、おねしょの回数は減らせます。
※平均的に
就寝時間21:00~22:00
起床時間6:00~7:00
です。
水分を多めにとった日や、休みの日などはおねしょをすることが多かったので、いっそのこと早起きさせてトイレに行かせるようにすれば成功率も上がる。
本人的にも成功体験が増え、
「きっと治る!」
「はやく治したい!」
という気持ちも強くなってきたように思います。
小学校高学年までは通院・投薬なしでおねしょ対策していきます!
以上、通院しないでおねしょ対策中の経過報告でした。
おしっこ面で弱い体質だからこそ、生活習慣を見直すきっかけを与えられたと思っています。
本人も、やっぱりおねしょなしの日が増えると嬉しそう。
私たち親子の場合は、薬をやめた今の方が平和です。
通院中は、小児科の先生に
「小学校高学年までは、しょうがないんですよ。」
「高学年までは治らないと思っていた方がいい。」
と言われ続けていました。
だったら、高学年までは自宅でできる生活改善をしておけばいいのでは?と思います。
ただし、息子の場合は病院の検査を受け、体に異常がないことを確認済みです。
中には先天的な体の異常で夜尿が出ていることもあるので、病院を受診することにも大きな意味があります。
今回の報告も“私たち親子の場合”であり、すべての方に当てはまるとは限りません。
あくまでも参考程度にしていただければと思います。


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