繊細だけど、アクティブで活発な子供は【HSS】の特徴を持っているかも

HSC

HSCはハイリー・センシティブ・パーソン、とても敏感な子供を指します。

 

実は、心がとても繊細で感受性が強いのは、大人しくて内気な子ばかりではありません。

活発で、好奇心旺盛。

ちっともじっとしていない。

HSPの中には、一見ガキ大将タイプの子供もいるのです。

 

我が家の長男は、まさにそのタイプ。

大人でいうところの、外向型HSP 【HSS】です。

 

HSSとは High Sensation Seeking

刺激を求める人、という意味。

変化を好み、新しいことや場所に興味を持ちます。

リスクを怖がらず、自分の興味関心を追及するタイプの人。

 

HSPの特徴とは真逆なように思えますが、HSP気質を持ちながらHSS気質を持つ人もたくさんいます。

私の息子の場合、HSPとHSSの複合型と考えられます。

 

子供がHSP・HSSだと、どんなことが大変なのか?

またこのタイプの子供を育てるときに、注意すべきことなどをまとめてみました。

 

HSC・HSSの息子の【行動と精神】

HSCとHSSの特徴を両方持ち合わせた子供は、熱しやすく冷めやすいといった印象を受けます。

新しいことに果敢にチャレンジするけれど、長続きしません。

気が移ろいやすく、突き詰めない傾向にあります。

 

好奇心は旺盛なのに、それを追求することで起こるリスクに対して、恐怖を感じているのです。

 

【HSS的特徴】

  • 学校から帰宅するとすぐに出かける
  • 友達が多く、多くの友達と関わる
  • スポーツやアウトドアなどへの関心が高い
  • 興味のない話にすぐ退屈する
  • 探検や冒険に興味がある
  • 人見知りはしない

【HSP的特徴】

  • アートや音楽に感動しやすい
  • 動物や小さな子供へ感情移入しやすい
  • 人の気持ちを想像して泣くことがある
  • 環境の変化に弱い
  • 少しの怪我でも大騒ぎする
  • 皮膚や口の中の感覚過敏
  • 良心的である
  • 過密スケジュールには対応できない
  • テレビ番組やニュースの悲惨な出来事に圧倒される

 

このように、HSCの特徴とHSSの特徴、両方を持ち合わせています。

アクティブなようで、実は繊細。

行動は激しいけど、心の中は実は弱いといった感じです。

 

HSSの特徴のあるHSPは、とても手がかかって目が離せないため、その繊細さや心の敏感さに気が付かないことも多いのでは。

私もずっと息子に対して「何だか分からないけど、育てにくい」という、ネガティブな感情をもってしまっていました。

HSCでHSSの子供は常に戸惑っている

 

HSC・HSSタイプの子供は、親としても育てにくく、本人も自分自身に戸惑っているように感じます。

だって、行動はアクティブを求めるのに、心は繊細で疲れやすいのです。

言っていることとやっていることが、矛盾しているような状態なのではないでしょうか。

 

特に子供は、大人のように自己分析できるわけではありません。

刺激を求めて動き回ってしまうのに、その刺激により心は動揺しやすく、翻弄されやすい。

とっても難しいタイプの子供なのではないでしょうか。

 

HSC・HSSタイプの子供を育てるときのコツとは?

 

HSC・HSSタイプの息子を育ててみて、私が心掛けていることはこのような感じです。

 

1.やりたいことはやらせる

 

好奇心旺盛な子ですから、やりたいことはたくさんあります。

それは決して阻害せず、できる限りでやらせています。

学校で禁止されていない限り、やらせたり、任せたりするのです。

やってみたい・知りたい・ワクワクするといった気持ちはとても大切な芽。

心配はありますが、できる範囲でやらせ、良い意味での「放置」を心掛けています。

 

2.飽きやすいことを責めない

 

HSC・HSSタイプの子供は、熱しやすく冷めやすい傾向にあります。

だからこそ、すぐに物事に飽きたり、一度始めたことが長続きしなかったりします。

親としては、継続できない・根気がないなどと、ネガティブに捉えて、叱ったり貶したりしてしまいがちです。

でも、これはHSSの探求心をHSCの特性が妨害していると考えたほうが良いのではないでしょうか。

 

一度興味を持ったことに対し、HSCの特性により「不安」や「リスクの可能性」を考えるようになり、結果的に突き詰めないで終わってしまうことが増える。

 

一見、継続性がない、根気が足りないと思ってしまいがちなことも、HSCの特性によりブレーキをかけてしまっている状態なのではないかと考えます。

 

3. 過干渉にだけは注意する

 

どんな子供にも、過干渉のような接し方をしてはなりません。

 

特にHSC・HSSタイプの子供は、行動と心が矛盾しているところがあり、他人から見ると疑問点や理解できないところが多々あるのです。

親がそこに過干渉になってしまうと、子供の心を追い詰めてしまうので、決してすべて把握しようとしないほうが良いです。

 

子供が助けを求めてきたときは、手を差し伸べるけれど、それ以外の時は本人に任せておく。

このスタンスを守らないと、親御さん自身がしんどくなってしまうのではないでしょうか。

 

これを書いている私もHSPとHSSの混合タイプです

 

私もHSPとHSSの混合タイプだと思っています。

 

【HSS的特徴】

  • 人と話すのが好き
  • ひとりで知らない店に行くことができる
  • 家でじっとしている日が続くと外に出かけたくなる
  • 何かしていないと気が済まない

 

【HSP的特徴】

  • 人と会う予定が続くと、疲れて寝込んでしまう
  • 音や光皮膚の感覚に敏感
  • 人混みや騒音の強い場所が苦手
  • 人の感情に左右されやすい
  • 嫌な感覚のする場所、無条件に嫌いな場所がある
  • 大人数での食事や飲み会が苦手

 

このような感じです。

 

人と会ったり、遊んだり、刺激的なことも適度に楽しみます。

しかしその反動で数日間、ダウンしたり、しばらく充電が必要になることもしばしば。

大人になれば自分で自分の行動や傾向を把握してコントロールしやすいですが、子供の場合はそうはいきません。

言葉にならない気持ちや感覚に、戸惑っていることも多いと思います。

 

あまり神経質になることはありませんが、親も子も付かず離れずといった感じで、木の上に立って暖かく見守ること。

そして手を貸してほしそうなときにだけ、手を差し伸べるというスタンスでいれば良いのではないでしょうか。

 

ても難しいタイプなので、他の発達障害なのではと迷ったり、心配になることも多いです。

しかし、これも貴重な「個性」だと見極めることで、お子さんも親御さんも楽になれるのではないでしょうか。

 

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