頑張っちゃダメ。毒親育ちが子育てに自信を持つための3ステップ

子育て

毒親という言葉は、近年流行した新しい造語です。

 

毒親とは、子供の人生に害を与える親のこと。

 

その実態には様々なパターンがあり、親から独立したあとも悩み続けている人がたくさんいます。

 

そんな、毒親育ちの女性たちが抱える問題のひとつが

 

「育児」に対する不安や恐怖心ではないでしょうか。

 

 

毒親育ちであるために、間違った子育てをしてしまうのではないか。

 

正しい愛情を注げないのではないか。

 

感情的になってしまうのは、自分の育ちが原因なのではないか。

 

そんな、数多くの不安に悩まされているのでは。

 

これを書いている私も毒親育ちを自覚しています。

 

自分の育った環境や両親とのこと、

 

そして自分の家族や子育てで悩むことが本当に多くて、10年以上悩んできました。

 

 

今回は、毒親育ちを自覚している方の子育てをしていく上で大切な気付きについて、お話ししたいと思います。

 

毒親育ちの育児は危険だと思っていませんか?

 

毒親に育てられたことで、心の問題と向き合い続けている人や、トラウマと付き合い続けている人。

 

一見、このような子供時代に問題を抱えている人の育児は、

 

「不安定」

「危険」

 

というマイナスなイメージを持ってしまいがちです。

 

しかし、本当に毒親育ちの子育ては危ないでしょうか?

 

確かに、家庭に問題のある子供時代を送ってきたことは、足かせになってきたかもしれない。

 

あなたはそれによって、今も心に問題を抱えているかもしれません。

 

しかしその分あなたは、誰よりも子供の心に近い感覚を持っているのではないでしょうか?

 

自分の子供時代にトラウマを持っている人は、いつまでも子供の頃の心を忘れません。

 

嫌だったことやつらかったこと

 

当時は気付かなかったけど、悪影響だったこと…

 

子供時代の自分に対する様々なことに気が付き、考えてきたはずです。

 

それは決してマイナス要素ではありません。

 

むしろ子育てにおける強みではないでしょうか。

 

一番危険なのは毒親育ちの自覚がない人

 

毒親育ちであることを自覚していない場合、親からされてきたことをそのまま子供にしてしまいがちです。

 

虐待の連鎖はその典型的な例ですよね。

 

 

自分自身の過去を振り返ったり、自分の親について分析したりする機会のない人は、自分が毒親育ちであることに気が付かないことも多いはず。

 

ご自身の親を見てみればわかることですが、本当に子供に悪影響を与えてしまう親は自分が毒親である自覚がありません。

 

自分の親が毒親であること、また自分が毒親育ちという難しい立場にいることを自覚できる人は、その繊細な感性を生かして、負の連鎖を断ち切る役割を持っているのかもしれません。

 

毒親育ちの子育てに必要な3ステップ

1.自分の子供時代を認めてあげる

 

・親から教えられたこと
・親の価値観
・親からの評価
・親からの罵声や体罰

 

これらを振り返り

 

「つらかった」

 

「苦しかった」

 

と認めることや、

 

「間違っていた」

 

「ひどいことをされた」

 

と共感し、自分を擁護してあげることが最初のステップです。

 

当時の気持ちを知っているのは、自分自身しかいません。

 

自分自身で、昔の自分を抱きしめて慰めてあげましょう。

 

まず過去の自分に折り合いをつけて、新しく家庭を気付いてくための心づもりをするのです。

 

 

2.完璧な正しい親を目指してはいけない

毒親育ちの人は、自分が子供の頃に我慢したり、本心を隠したりする経験が多かったでしょう。

そのため、

 

「自分が子供の本心に気付かなくては。」

「取り返しがつかなくなる前に、早く察しなければ。」

 

などと思ってしまうことがあります。

 

自分自身、毒親にならないために必死になりすぎてしまうのです。

 

いつも子育てに対して張り詰めた状態で、緊張している状態。

 

そのため、普通の人の何倍も

 

「子育てがしんどい」

「子育てって疲れる」

 

と感じてしまうのではないでしょうか。

 

毒親育ちの連鎖を断ち切りたい人にとっては、

 

子育てを楽しむことや幸せを感じる余裕がないほど、責任を感じながら育ててしまうのです。

 

私自身、毒親育ちで心の問題と常に向き合ってきました。

 

その中で感じたことは

 

「すべて自分の責任として背負い込み過ぎて、子育てが全然楽しめない。」

 

ということでした。

 

しかしあるとき、ふと周りのお母さんを見てみると、皆いい意味で大雑把で、とても楽しそうなことに気付きました。

 

  • 自分の子育ての失敗談を笑って話す
  • 子供に怒鳴った昨日の出来事を笑い話にできる

 

私はずっと、こういうことができずにいました。

 

常に気を張って

 

「立派にならなくては」

「正しい親にならなくては」

 

と、自分を奮い立たせていました。

 

もちろん、子供はかわいいし面白い出来事もたくさんあるし、子育ては楽しいということを分かっていましたが、それ以上に「責任」「親としての正しさ」の方が気になって仕方がなかったのです。

 

でも、それで子育てが楽しめなかったり、疲労感やストレスを感じたりするのであれば、逆効果です。

 

正しい親になることに必死で、子供と心から笑えないようでは、本当の意味で毒親育ちを克服したとは言えないのではないでしょうか。

 

「毒親になりたくない」というがんじがらめの想いが、今度は自分の子供にとって重荷になってしまうこともあります。

 

完璧な人間など、世の中にひとりもいません。

 

それと同時に、完璧な親などいません。

 

自分の親よりも、もう少しいい親になりたい、というくらいのスタンスでやってみるのも悪くないのでは。

 

3.正しさを追求するのではなく、メリットを伝えていく

 

毒親育ちを断ち切りたい__。

 

そう考えていると、つい「正しいこと」を教えなければならないという、

 

「〇〇しなければならない。」という思考になりがちです。

 

  • 朝はサッと起きて顔を洗いさっさと着替えなければならない
  • 友達には優しく、強い口調で話してはならない
  • お菓子を食べ過ぎてはならない
  • 一度言われたことはすぐに直さなければならない

 

正しい親になりたい。

 

子供を立派な子供にしてやりたい。

 

とても素晴らしい志を持っているのにも関わらず、~しばければならないという思考があるだけでどうしても「威圧的」になってしまうのです。

 

こんなことばかり強いられると、子供はやっぱり窮屈。

 

口うるさい母親が、家が、嫌いになります。

 

結果、自分自身が気が付かないうちに毒親になってしまうかもしれないのです。

 

もちろん、日々生活していれば小言のひとつやふたつ(いやもっとそれ以上!)言いたくなることもあります。

 

でも、正しいことを求めすぎると子供も自分も苦しくなるばかりです。

 

そこで、子供に注意や指導をするときは、メリットを伝えるように工夫してみることが大切です。

 

  • 朝早く起きて身支度を早く済ませると、ゆっくりご飯が食べられる。
  • 友達に優しくはなしかけると、皆から好かれるよ。
  • お菓子は少しにしておいた方が、ご飯が美味しいよ。
  • 一度言われたことはすぐにやれば、お母さんは怒らないよ(笑)

 

というような感じです。

 

最初は難しいと思います。

 

私も、毎回はできませんし、特に男の子はガツンと叱らなければならない場合も多いです。

 

でも、母親自身が何かに縛られていると、子供に対しても当たりが強くなるのは確かだと思います。

 

どうか、もう少し自分を解放してあげましょう。

 

あなたの育て方だけで、子供の人生のすべてが決まるわけではありません。

 

カウンセリングや精神科の必要性は?

毒親育ちのせいで、子育てがつらい、自分自身が分からない__。

 

そんな風に悩んだら、カウンセリングルームや精神科で話を聞いてもらうのもひとつの手段です。

 

ひとりきりで抱えるのは、危険です。

 

ただし、心の問題は波があり、良いときと悪いときがあります。

 

女性特有のホルモンバランスの影響を受けることもあり、子育てがしんどいと思う頻度も増えるでしょう。

 

悪いときはひとりで考えこまず、カウンセリングなどに行って開放しましょう。

 

ただし話を聞いてもらってすっきりするのは一時的なことです。

 

同じような問題は、波のように何度も訪れるでしょう。

 

大事なことは、考え方を意識的に変えること。

 

自分で無理やりにでも変わろうとしなければ、人はずっと変われないままなのです。

 

さいごに

毒親育ちであることは、決して悪いことではないと思っています。

 

人よりも、真剣に子供と向き合うことができ、手厚い子育てができる可能性が高いのです。

 

しかし、正しい子育てを追求しすぎると自分自身を追い詰めることになります。

 

自分自身を追い詰めると、それは子供にも伝わり、結果息苦しい家庭になってしまうことも。

 

もう少し自分を解放して、一歩引いた場所から家庭を見てみることも、必要なことなのではないでしょうか。

 

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