兄弟の仲が悪いのはなぜ?男兄弟が仲良くなる方法とは

子育て

顔を付き合わせればケンカばかり。

 

そのケンカの声を聞くと、母親のストレスもマックス状態に…!

 

その気持ちとってもよく分かります。

 

子供の頃は、どんな家庭の子供でもケンカするもの。

 

しかし毎日のように激しいケンカを繰り返していると

 

「このまま兄弟が不仲になるのでは…?」

 

「兄弟の育て方、間違ったのかも…?」

 

そんな風に不安になってしまうことも多いと思います。

 

小学校のうちはどんな兄弟でもケンカするものです。

 

ケンカってなんだか悪いことのようですが、ケンカでできるということはむしろいいこと。

 

自分の主張を相手にぶつけられる、というのは人として大切なスキルです。

ケンカ云々はいったん置いておいて、兄弟が仲良くなるために今日からできる心がけについてお話していきますね。

 

1. 下の子を褒めるときのポイント

親自身が、兄弟がお互いをライバル視するような言動をとってしまうことがあります。

 

できの良い方ばかりを褒めたり、褒めるときや叱るときに、兄弟と比べたり。

 

比べたくなってしまう気持ちはよく分かります。

 

でも、これはやっぱり子供の心を傷つけてしまうものです。

 

 

私は下の子を褒めるときは、無理にでも上の子を例えに出しています。

 

「すごーい!お兄ちゃん(もしくは名前)みたい!」

 

「えらいね~!お兄ちゃん(もしくは名前)みたいにカッコいい!」

 

とにかく、お兄ちゃん=カッコいいということを、言葉で植え付けていくのです。

 

 

どうしても、日常では上の子を叱る場面も多いですよね。

 

下の子の前で上の子を叱ると、下の子が上の子を軽く見てしまう可能性が出てきます。

 

兄弟だけでなく、子供の前でお父さんの愚痴を言うことで、子供がお父さんを尊敬できなかったり、お父さんの立場が低くなったりするケースも多いです。

 

それと同じで、やはり年齢が上の兄弟は自分より立場が上で、立派だということは教えておきたい。

 

例えどんなに上の子の出来が悪かろうと、下の子を褒めるときには

 

「お兄ちゃんみたいだ」

 

と言うようにしています。

 

 

すると下の子は、何か上手くできたときや褒められたときに自分から

 

「お兄ちゃんみたい?」

 

「お兄ちゃんと同じでしょ!?」

 

と、言うように。

 

上の子の存在を強く感じている証拠だと思っています。

 

2. 二人きりのときに、兄弟の良いところを話す

 

例えば、兄と二人きりの時にこっそり

 

「〇〇(弟)が、お兄ちゃんのお下がりの洋服を喜んで着てたよ~。」

 

とか

 

「鉄棒ができたときに、お兄ちゃんみたいでしょ!?って喜んでいたよ。」

 

と話します。

 

 

下の子には

 

「お兄ちゃんはね、〇〇(弟)が可愛いくていつも心配しているんだよ~。」

 

「お兄ちゃんが、〇〇(弟)の運動会を早く見に行きたいって楽しみにしていたよ。」

 

こんな些細なことでもいいのです。

 

いつもケンカばかりだけど、

 

本当はこう思っているんじゃない?

 

お母さんにはこういう風に言ってたよ

 

ということを陰で教えてあげるのです。

 

 

人間は、直接本人から褒められるよりも、人づてに褒め言葉を聞く方がより嬉しく感じるものだと言います。

 

(心理学ではこれを、ウィンザー効果と言います。)

 

子供に対しても同じ効果があると信じて、二人きりのときに兄弟の良いうわさを流しています。

 

これは絶対に大事。

 

 

組織の中でも、これは実際に効果をもたらすものです。

 

「上司が陰で部下のことを評価していた。」

 

という

うわさや人づての評価を耳にすることで、関係が向上することがあります。

 

家庭は人間にとって一番身近な組織であり、人間関係です。

 

周囲の人間が、ちょっとしたフォローや手助けをするのは当然のこと。

 

特に男の子は単純で素直なので、このようなフォローを真に受けて素直に育ってくれます。

 

3. 兄弟を均等に叱る

 

均等に叱るってとても初歩的なことだと思いますが、実際は難しいもの。

 

どうしても上の子の方が時間の制限ややるべきことが多いため、叱る場面も多くなりがちです。

 

お兄ちゃんという立場からも、上の子を叱ってしまう場面は多くなります。

 

一方、下の子は育児にも慣れ切った母親の怠慢さが現れます。

 

「まぁ、いっか。」

 

と、しかるべきところであきらめてしまうこともあります。

 

下の子はいつまでも

 

「まだ小さいんだし。」

 

という気持ちが抜けず、厳しく叱ることも少ないという側面があることも。

 

 

逆の場合もあります。

 

上の子が手がかからず、下の子ばかり叱ってしまう。

 

手のかかる下の子を叱ってばかりで、上の子に頼ってしまうなど。

 

同じ兄弟でも、立場を均等にするのって意外に難しいんですよね。

 

 

私の場合は、上の子と下の子が5歳離れているので、下の子を叱る場面が圧倒的に少なくなってしまいます。

 

上の子に対しては、「宿題やれ」だの「遅刻するよ!」だのと、怒ってばかり。

 

でも、下の子はそういう様子を見て

 

「僕早起きしたよ~。」

 

とか

 

「お母さん、ごはんおいしいね~。」

 

と、ごま擦ってきたり、ご機嫌とってきたりします。

 

こうやって、上の子と下の子に対しての差が生まれてくると、どうしても上の子のストレスや劣等感が増幅しやすいです。

 

そこで私は、例え下の子が小さくてまだ理解力が低くても、

 

「お兄ちゃん我慢しなさい」

 

という対応はしないようにしています。

 

(きっと多くの方が心がけていることだとは思いますが)

 

場合によっては、それなりの理由があった場合下の子をあえて厳しく叱ることもあります。

 

あなたたちは、同じ兄弟。

 

同じ立場で、ここに差はないということをお互いに知ってほしいのです。

 

さいごに

 

兄弟が仲良く育ったか、というのは今すぐ答えがでるものではありません。

 

成人した後や自分たちが年老いたとき、お互いが協力し合って生きていくことができるかどうか。

 

答えが出るのは、まだまだずっと先です。

 

でも、きっとともに生まれ育った記憶は残っているわけですし、親から教えられたことや聞いたことはずっと心に残るはず。

 

兄弟関係のことも、親が少し話を盛ってあげたりフォローしたりすることで、兄弟のお互いの印象や評価が変わることは多いにあると考えています。

 

ケンカばかりでもまずは許すこと。

 

些細なケンカは気にしないこと。

 

でも、あとからフォローすることを忘れない。

 

影でお互いの大切さを教えることを、続けていってほしいと思います。

 

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