みんな行ってるのにうちだけ……塾っていつから行かせるべき?

小学生

小学校高学年くらいになると、塾通いをする子供が増え始めます。

「そろそろうちも行かせたほうがいいかも?」

「塾に行ってない子の方が少なくなってきた」

そんな、周囲に取り残される感覚によって「塾っていつくらいからいくものなんだろう?」と考えている方も多いことと思います。この記事では、子供の塾通いについてお伝えしていきます。

 

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なぜ、みんな塾に行っているの?

あなたの周りのご家庭では、なぜ塾に行かせているのでしょうか。

塾では、学校の勉強では補いきれない学習、受験対策に必要な過去問への取り組み、統一テストへの参加などをすることができます。

しかし、多くの家庭では「目的があって塾に行く」のではなく「〇年生になったからそろそろ塾に行っておいたほうがいい」「成績が落ちてしまってとりあえず不安だから塾に行かせる」ということが繰り広げられています。

なぜ塾に行くのか……ここが明確でないと、親も子も塾通いによって多くの負担とストレスを抱えるようになります。

成績が落ちたから、とりあえず塾に行く?

学校の成績が急に落ちた。最近、算数の授業についていけなくなった。

このような理由から、塾で勉強を補わなくちゃ!と考える方は非常に多いです。

しかし「不安だから塾に行かせる」という策は、本当に大事なことでしょうか。

 

学校の成績が落ちてしまったのには単純に「勉強ができない」「わからない」というだけではありません

例えば

  • 心が成長して発表するのが恥ずかしい年ごろになった
  • 6時間授業やクラブ活動が始まり、忙しくなった
  • 担任の先生や教科担当の先生との相性が悪い
  • 学習の小さなつまづきをそのままにしてしまった

このように、成績が落ちる理由はひとつではありません。その子供によって、どうして成績が悪くなったのかは千差万別です。

ここに、さらに「塾」をプラスすることで、逆に心身への負担が増えて、子供がいっぱいいっぱいになる……ということもよくある話です。

「成績が悪い=塾で勉強」という選択肢だけではなく、他にもいろいろな手段があります。

  • 他の習い事を減らして自宅で勉強する時間を増やす
  • 学校の放課後学習活動がある場合積極的に利用する
  • 自宅で一緒に学習に取り組む
  • 通信講座などを利用する

塾に行くことだけが、解決策ではありません。

周りの子が行き始めたから、塾に行く?

最近、みんな塾に行きだしたからうちも行かせたほうがいいかな……

こんな不安を感じても、塾に行かせる必要はまったくありません。

「不安」を動機にして、必要のない活動をさせても子供が苦しくなるだけです。「不安だから」「この先困るかもしれない」という心配から行動を起こしても、子供はそれを楽しんでやれるでしょうか?

  • 早く塾に行っておけばよかったと後悔したくない
  • みんなより勉強ができないと困る
  • 周りの人に合わせないと不安

このようなネガティブな気持ちから子供をコントロールしたり、無理強いしたりすることだけは避けたいものです。

受験のために塾に行く?

中学受験や高校受験を考えているのなら、塾に行くことも視野に入れてよいでしょう。

受験では、普段の学校の勉強では習わない「入試用問題」が多く出題されます。これらは、過去問を入手して勉強したり、統一テストなどを実施して学力レベルを図ったりします。

また、志望校に合格するためには、どんな部分の学習を強化したらよいか? という「傾向と対策」という分析もしてもらうことができます。これは、確かに家で学習を見るには限界があるものです。

ただ、中学受験や高校受験のために塾に通うことを選ぶのなら、子供の負担を他の面で減らしてあげる工夫をしてください

  • 他の習い事の時間を減らす
  • 休日の過ごし方を見直す
  • 塾でどんな勉強をしているか親も把握する

受験対策で塾に通う場合は、かならず子供に負担が増えます。特に中学受験の場合、普段の学校生活+受験勉強になります。また、中学受験をする家庭は少数派になります。

仲のよい友達と生活や環境が違ってくる点や、子供が友達の輪に入りずらくなる場合があることなども考慮しつつ、家庭でしっかりサポートをしてあげてほしいです。

そのためには「本当に子供が受験を望んでいるか」というところに、もう一度フォーカスすることも必要でしょう。

塾に行くのはいつから? 正解なんてありません

自分の子供のことをよく見て「本当に塾に行く必要がある」と感じたときが、最適な時期です。

一般的には……他のみんなは……

このような感覚で、子供に負荷をかけないでほしいのです。

例えば、子供自身が目指したいものがあったり、なりたい夢をもったときに学力や受験が必要なら、その時が塾に行く最適な時期です。

将来困るのでは?

勉強がわからなくなってからでは遅いかも?

うちの子だけ取り残されたら不安…

このように「不安だから行きなさい」といったところで、子供に塾の学習が身につくとは思えません。さらに、不安に突き動かされて塾に行き「塾のテストの成績が悪い!」「高いお金を払っているのにもったいない!」と、更なる不安動機で子供を叱ってしまうようになることはとてもよくあるのです。

塾に行く前に、まず目の前の子供をしっかり見てください。

お父さんやお母さんも、仕事に家事に兄弟の面倒に……日々本当に忙しいですよね。

現代の大人は、忙しすぎます。核家族が増え、一緒に子育てに参加してくれる祖父母や親せきとの付き合いも希薄になっている今、子供の学習まで親が把握しきるのは難しいことではあります。

でも「忙しいから、子供の勉強まで見れない。だからとりあえずお金を払って塾に行かせて安心したい」というのは単純すぎるし、寂しい考えではありませんか

忙しくて子供の学習を見るのが難しいのであれば、子供の成績に対して「なぜこんなに悪いんだ」「これからどうするんだ」と上から目線で怒る筋合いはありません。

 

あなたがもし、子供の成績について不安なのであれば、子供と一緒に「どうしようか?」と相談しなければならないのです。学習の、どんなところにつまづいていて、どんなところに不安をもっているのか、聞いてあげなければなりません。

そして、大人としてアドバイスできることはして、あとは子供がどうするかに任せるという考えも必要です。

「まだ小学生なんだから、自分のこの先のことなど考えられるわけがない」と考えることもあるでしょう。しかし、大人ならこの先子供がどうなるかわかるのでしょうか。親であるというだけで、子供の将来についてすべて知り得るのでしょうか。

先の不安にとらわれるのではなく、目の前の子供をしっかり見て、一緒に話しあって「どうしたいか?」「どうしようか?」と同じ目線に立って話してみてほしいです。

 

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